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ごあいさつ
本校では、「世の中をよく観察し、課題を見つけ、解決策を考え、わかりやすく伝える」という独自の教育メソッドを柱に、社会実装型カリキュラムを展開しています。学生たちは、技術革新が加速する現代において、新しい価値を創造するためのデザイン力を磨きながら、未来社会の可能性を切り拓く挑戦を続けています。
AI(人工知能)やIoT、ロボティクスなど、技術の進化はこれまでの常識を大きく覆し、社会の在り方を根本から変えつつあります。一方で、これらの技術をどのように人々の生活に寄り添わせるのか、人と社会をより豊かにするのかを、考えることが今後ますます重要になっていきます。こうした時代に求められるのは、単なる技術の習得ではなく、人間らしい感性や共感力、倫理的視点を織り込んだ新しい芸術やデザインの力です。
本展では、学生たちがデジタルツールを活用しつつも、人に優しいデザインとは何かを問い続けながら、企業、行政、地域社会と協働して取り組んだプロジェクトをご紹介します。技術の力と人間性を融合させ、社会課題の解決や未来の暮らしのビジョンを描き出す学生たちの斬新なアイデアや取り組みをぜひご高覧ください。
最後になりましたが、本展の開催にご協力いただきました企業、行政、団体の皆様、そして学生を支えてくださったご家族や同窓会の皆様に、心より感謝申し上げます。
未来を見据えた学生たちの挑戦が、社会に新たな風を吹き込むことを願います。
京都芸術デザイン専門学校
校長 冨永 良子
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